電験2種書き込み式最強計算ドリルの単元考察(前編)

電験2種書き込み式最強計算ドリルの単元考察(前編)

このページでは、2019年6月29日(土)Amazonで発売予定電験2種書き込み式最強計算ドリル(長いので以降”2種ドリル“)の単元考察を行っていきます。

単元考察といっても、私自身がその単元に関して、こういう考えで執筆しました!とか、その単元についてどう思っているかについて書くだけですので、一個人の考えとして参考程度に読んでいただき、過度なご期待はしないようお願い致します。

1章:ベクトルの表し方

電験2種の勉強を始めると様々なベクトルの表し方が登場して、混乱する方も多いかと思います。どの表し方も数学的な内容なので、参考書で説明がなされていないことも多く、この章でしっかりと説明をしたかったという”思い”があって一番最初の章にもってきました。

電験3種ではベクトル図があまり分からなくても合格できたりするものですが、電験2種ではベクトル図が分からなければ合格はかなり難しいと思います。

ただ、ベクトル図はそんなにたくさんの種類があるわけではなくて試験で実際に書くときは大まかに分けたとしても10パターンも無いかと思っています。

↑電験2種ではこんな感じのベクトル図なんてよく出てきますよね笑

こういう感じのよく出てくるベクトル図を集めて、2種ドリルで演習ができるような構成とすることで、受験生が無意識のうちにベクトル図を頭の中で思い浮かべられるようになれたらなーと思い執筆していました。この章で学んだ事は2次試験できっと役立つはず!

 

2章:対数

僕が対数の勉強をしていて困ったのはlnとlogの違い。

「なんで統一しないんだよおおおおおお!!!!!」って参考書に向かって叫んだりもしていましたが、ほんとややこしいですよね。そのあたりの躓きやすいところを説明に組み込みました。

ほとんどの問題において、底は10かeの2パターンですが、logの性質をしっかり理解するためには底が10とe以外の問題演習もするべきだと判断して底が2とか5とかの問題も組み込みました。

実は理論の電磁気の単元でも登場しますし、ゲインの計算でも登場しますね。それほど頻出単元ではありませんが、理論においてはこれを知っておかないとやられる問題も登場しますので、これもやはり大切な単元です。

3章:対数のグラフ

この章の単元名はボード線図でもよかったのですが、一応計算ドリルの章なので”対数のグラフ“と名付けました。ただし、この章で勉強することは2次機械・制御で出題されるボード線です。

ボード線図はですね・・・正直どの参考書にもしっかりとした描き方が載っていないように思います。特に折れ線近似は本にもネットにも情報があまりなくて、とても苦労した記憶があります。

そんなこともあったので受験生の為になるような記事を当サイトで書きました。参考にどうぞ➡ボード線図

まぁ・・・記事だけでなく本でも同じように分かりやすく説明できればと思い執筆しました。

こんな感じで座標軸が既に出来上がってるので、あとはここに線を引くだけの楽々設計!

座標軸を一から書くのだるいですよね・・・でも!2種ドリルではそんな事に時間を使う必要はありません!

4章:微分

微分はめっちゃ大切ですねー。電流・電界・誘導起電力・加速度・角加速度…などなど、様々なところで登場します。これが出来ないと1次理論は厳しいだろうし、2次電力管理のたるみの導出も厳しいかもしれません。最小最大の判別に使われることもあります。

大学受験に使う微分と同じですが、電験2種ではそこまで高度の微分を要求されることも無いので、すごい閃きが必要だとか、すごいテクニックが必要だとか、そういったことは一切ありません。

演習を繰り返すことで機械的に解けるようになるのが微分です。また、それに加えて、微分をするということが接線の傾きを求めているというところまでイメージできないと、応用がきかないのでその点については最初にしっかりと説明しています。

言うまでもなく電験2種合格に習得必須の単元です。

 

5章:積分

4章と同じく、電験2種に必要な積分のみ説明しています。高校の参考書で大学受験用の微積分を学ぶより2種ドリルで演習を積んだ方が合格への近道となると思います。

4章を乗り越えてきた方ならこの章もきっと乗り越えられるはずです。なぜなら、微分と逆のことをするだけだから・・・。

1次理論でも使いますが、2次電力・管理の水力発電や分布負荷の単元でも使いますし、パワエレを解く方はこれが無くてどうすんねん!って感じの単元ですので、これもしっかりと2種ドリルで勉強しましょう。

 

後編に続く。